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山口100萩往還マラニック大会ラスト完踏記(村上英雄さん)

第30回山口100萩往還マラニック大会に参加してきました。
結果は40時間46分39秒、昨年から約4時間30分早くゴール出来ました。

(振返り)
①2015年:会長やクラブメンバーに勧められて、140Kmに初参加しました。当日は土砂降りで、一人真夜中往還道で怖い思いをしました。板堂峠過ぎにすれ違ったAゼッケンの方に「行ってらっしゃい」と言われ、頼もしく本当に安心しました。帰りの往還道を出て小さな橋を渡る前はもう次年度の250やめておこうかと思いましたが、ゴールした後思い直しました。
②2016年:柴山さん楢原さんと250に参戦。全く予想しない、爆弾低気圧との遭遇。まさかの青海島ショートカット。あそこまでランニング中に危険を感じたのは初めてです。ナイトラン練習中の地震発生は恐ろしかったです。大会中は幻覚見まくりでしたが、3人でのゴールは一生忘れることがないでしょう。
③2017年:昨年のリベンジで再度柴山さん楢原さんで参戦。天候は一転して好天でした。途中までは予定通りに進んでいきましたが、情けないことに私が暑さでダウン。しかし、何とか完踏はできました。萩を卒業する予定でしたが、不完全燃焼でした。
④2018年:萩は3回も走らせてもらったので、卒業しようかと考えましたが、あえて42時間切りを目指し、参戦を決意しました。

(準備)
昨年6月の葛飾ウルトラ以来、左足の状態が悪く毎週整骨院に通っていました。この3か月は約100Km/月の走行距離しか踏めず体重は増える、毎年やっていたオーバーナイト試走もできず不安が増す日々を送っていました。DNSも考えましたが、お金もかかっているしエントリーしたくてもうまくいなかった人もいますので、他人に止められない限りは走るのが義務と考え参加しました(意地)。

一方、その状態で如何にして目標の42時間切りを果たすのかは、よく検討しました。
①体調面:2週間前からのカフェイン断ち、1週間のアルコール断ち。前日の左足への針18本とテーピング。前日からの炭水化物大量摂取。そして早寝早起き。
②装備面:一昨年の爆弾低気圧でえらい目にあったので、5/2雨予報を見てモンベルのアウトレットまで走って、ゴアテックスのトレントフライヤーを購入しました。また、速乾性の靴下をポイント+αで手に入れました。シューズはOnのクラウドレーサーで通しました。
③計画表:萩の先達が以前作ってくれた、各ポイントの予定時間をアウトプットし持参しました。この予定表のペースに如何にして貯金を作るか、それを目指して走ることにしました。

(5/2)
①朝8:00博多スタート。クラブの先輩と待ち合わせ、受付に行きました。雨は降っている。緊張は高まる。その後はゲン担ぎで中華料理ふじ苑でランチ。単品チャーハンがあんなに多いと思いませんでした。その後は、説明会に赴きました。うどん券行使せず、第5ウエーブでスタート。
②早めの豊田湖畔を目指して、そこそこのペースでスタート。3Kmにして左足にだるさが発生、DNFも頭の片隅にちらつく。気のせいと言うことで、そのまま進む。知り合いの方と並走し、まだ気軽な雰囲気でした。

(5/3)
① 昨年より15分早く豊田湖畔に到着。2016年度はひどく気持ちが悪くなり、ご迷惑をかけ大ブレーキとなった場所でしたが、今年は余裕で通過。うどんも食べられました。
② 俵山でサロマのFBグループ主催者の方と出会えました。お互い東京の近いところに自宅がありますが、ここで会えるのは感激です。その後も何回もお会いできました。また、山口、大分から来てくれた方から暑い応援を受けて、力が入りました!
③旧油谷中にも予定より30分以上早く着きました。この時間を利用して仮眠をとりました。足休めができました。海湧会館の食事はおかゆでした。
④俵島に行く途中、最多完踏の方と女性スピードランナーとご一緒しました。最多完踏の方は、「勝負は往還道、宗頭は22:00には出よ」と教えてもらいました。
⑤川尻岬でカレーライスを食べました。結局今年はここでしかカレーが食べられませんでした。美味しかったです。
⑥立石観音、千畳敷は激しい登り、かつ、元乃隅稲荷効果で交通渋滞。走ったり歩いたりで予定表対比1時間のバッファーができました。ソフトクリームは我慢。
⑦昨年暑さで大失速した湯本温泉までの道のり、注意しながら進みました。日置エイドで食べたチキンラーメンが道中最後の食事になりました。また東京や大分のラン友からの応援を受け、慎重に仙崎公園、今年からセンザキッチンに改名、にたどり着けました。途中でラン友からのお迎えあり、びっくりするとともに嬉しかったです。
⑧自分は胃腸だけは他人より優れていると思っていましたが、ここで大変気持ちが悪くなりました。具体的にDNFがよぎりました。御手洗いにも行きました。胃袋が空っぽになったので、青海島に向かいました。強風でふらふらになりながらも、何とか進みました。やっと、静浦に着いた、けれど気持ち悪くてカレーが食べられない。チェックしてすぐ折り返しました。仙崎公園まで戻ってまだ1時間以上のバッファーあり。しかし、記憶があまりありません。また、休養とって胃を空っぽにして、宗頭に向かいます。
⑨宗頭へは単独行になってしまったので、道が非常に不安でした。ほとんど歩きでした。お腹はすいているが食欲がないという訳の分からない状態でした。恐る恐るのんだ牛乳は大丈夫でした。宗頭文化センターの前の店でも牛乳を買い食事の代わりにしました。
⑩ 宗頭文化センターに予定より1時間前につきましたので、約1.5時間仮眠が取れました。ここで旧知のスーパーランナーに会えましたので、力になりました。しかし、宗頭体育館は足跡が響いて熟睡できない(笑)9:47発で三見駅まで何人かの方と鎖峠を並走させてもらったのは心強かったです。

(5/4)
①玉江駅そばのポプラで牛乳を買いました。牛乳だけは飲めます、たくさんのせっかくのエイドで何もいただけず、非常に申し訳ないと思いましたが、お許しください。
②浜崎緑地は2:00に通過、虎ヶ崎に向かいました。遠く感じるということは経験していましたので、黙々と走りました。しかし、明神池を越えたあたりが暗い。一緒にいた方のライトに救われました。つばきの館ではやはり水しか飲めず残念でしたが、昨年大盛カレーを食べているので諦めました、笠山はさらに暗く、ハンドライトをもってきて良かったです。途中青く光る二つの点を見ましたが、あれは狸でしょうか。
③兎に角、後悔だけはしたくなくて、気持ち悪くても金照苑まで走り続けました。鉄の橋はやはり閉鎖していました。閉店している金照苑を見るのは初めてでした。陶芸の里からは歩け歩けの方々とほぼ一緒にスタートしました。
④旧村田蒲鉾店まで行って、140や70の仲間と沢山すれ違いました。仲間って本当にいいですね!ここで残り時間は約6時間、距離は残り30Km位。頭が錯乱してどう走っても、42時間は無理だと思い込んでしましました。そうすると不思議なもので、また、左足の痛みが強くなってきました。
⑤42時間切りは無理でも、少しでも良い記録で終わるために、できる限りのことをすることにしました。明木、佐々並とまたたくさんの知り合いとすれ違いました。これが4年間の萩挑戦と九州でのランニングからもらったものだと思いました。嬉しいですよね。さらに今までお会いしたことがない方々からすれ違う時に、拍手され、「おかえりなさい」なんて言われることは、無いですよね。故障されながらも、必死で前に進んでいる先輩ランナーの姿には、感動しました。
⑥佐々並を過ぎたところで時計を見ると残り3時間。残りの距離は約15Km。1時間で5Km走ればよい。できるんじゃないかと気が付きました。12分/kmで行けばよいのかと、目が覚めたような気がしました。なぜもう駄目だと思ったのか、今となってはわからないですが、ロードに入って足の痛みも引いてきました。いい加減ですね。
⑦沢山のエイドを失礼して往還道最後の砂利道、石畳道に入りました、このまま転びさえしなければ、42時間が切れると確信しました。しかし、下りは苦手でトレランも避けているくらいなので、へっぴり腰です。どんどんAの方に追い抜かれますが、自分との勝負なので気にしません。
⑧往還道を抜けました。あと4Km弱で1:30残っています。無理をする必要はありませんが、転んだら今までの事がすべて無になるなと思い、ここも慎重に行きました。ダムの周りを走り終えて坂を下り小さな橋を越えたところで、確信しました。思わず涙が流れました。ありがとう。
⑨ビクトリーロードでハイタッチしながら、コールを受けゴールしました。「厳密にチェックを見ますよ」なんて意地悪をいう審判の方がいましたが(笑)、ゴール後はしばし動けず、時計を止めるのも忘れていました。エプソンMZ-500は最後まで動いてくれました。

(最後に)
①萩往還のスタッフ、エイド、仲間、参加者そして家族に感謝いたします。自分一人では、このような経験をすることはできません。この場を作ってもらって、本当にありがとうございます。
②今年の記録は、天候に恵まれたことが最大の要因だと思います。まだ実力ではありません。過去3回の経験とあきらめたくないという気持ちが大きかったと思います。
③今回の記録でスパルタスロンの参加資格を得ることができました。しかし、今の実力ではとても完走はできません。資格は2年ありますので、しっかり左足を治して、練習を積み臨みたいと思います。

本当に最後になりますが、過去二回ご一緒頂いた柴山さん楢原さん、そして今回一緒に臨んだ勝藤さん佐藤さんに心から御礼申し上げます。さらに大分に来て知り合えたすべての方々に、感謝します。大分に転勤する機会が本当あってよかった。大分UMC万歳!
[ 2018/05/06 00:47 ] 村上英雄
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